松川公園・磯部堤

松川は、蛇行していた時代の神通川。かつての神通川は河川改良工事で松川と名を変え、神通川富山大橋から布瀬町への全長1kmの松川・磯部堤にはソメイヨシノが1000本、松川公園(松川堤)には3kmにわたってソメイヨシノ470本が植栽され、今では「日本さくら名所100選」にも選ばれる桜の名所となっています。

神通川の河川跡が松川!

かつての神通川は、富山市中心部で大きく蛇行して流れており(現在の県庁や市役所は旧神通川)、「砂防の父」と呼ばれるオランダ人技師ヨハネス・デ・レーケ(Johannis de Rijke)の提案を受け明治34年〜明治36年に川の流れを直線化する「馳越線(はせこしせん)工事」が実施されました。

その結果、元の神通川はわずかに松川を残すのみとなったのです。

その松川の河畔は公園化され、磯部堤とともに大正2年、大正天皇の即位を記念し、桜が植栽されました。
当初の桜は富山大空襲で焼失しましたが戦後再び植栽。

桜並木の下には、「水と緑のプロムナード」をテーマに著名な作家による28基の彫刻が配されています。

馳越線(はせこしせん)工事
富山市街で蛇行する神通川は、洪水時にはこの蛇行部分で氾濫を起こしていました。
この蛇行している区間の西側にまっすぐな水路を建設し、川の流れを直線化する工事が、馳越線工事です。
川の中央に幅2m、深さ1.5mの細い水路を掘り、自然の力を利用し洪水のたびに少しずつ水路の幅を広げていくもので、明治34年~36年に直線の水路が掘削され、神通川が現在の流れのなったのは大正10年のことです。

4月上旬〜中旬には見事な桜のトンネルに!

例年花の見頃は4月上旬〜中旬。
開花期間中には日没~22:00までライトアップも実施され、夜桜見物も可能。
例年桜咲く4月上旬には『全日本チンドンコンクール』も開催されます。

松川では、遊覧船が運航され、水上から両岸の桜並木を眺めることが可能です。

ちなみに磯部堤は、映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(松竹/平成23年)では、桜満開の遊歩道を滝島徹(三浦友和)と滝島佐和子(余貴美子)が歩くシーンに使われています。

松川公園・磯部堤 DATA

名称 松川公園・磯部堤/まつかわこうえん・いそべつつみ
所在地 富山県富山市本丸1
関連HP http://www8.city.toyama.toyama.jp/kanko/
電車・バスで JR・あいの風とやま鉄道富山駅から徒歩10分
ドライブで 北陸自動車道富山ICから国道41号を富山市街方面に4km
駐車場 108台(市営城址公園地下駐車場)/有料(土・日曜、祝日は松川べり道路の県庁側1列が無料駐車可能)
問い合わせ 富山市商工労働部観光振興課TEL:076-443-2072

 

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